【2025年最新!】初心者必見!GA4の基本的な使い方や分からない時の対処法を解説
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※2024年8月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

- 「GA4のレポート画面の見方が分からない!」
- 「GA4をうまく使いこなせない…」
GA4(Google アナリティクス 4)を導入したものの、こうした悩みを抱く方も多いのではないでしょうか。GA4の使い方はUAとは大きく異なるため、初心者は思わず頭を抱えてしまうポイントです。
今回の記事では、初めてGA4を使う方でも分かるようにGA4の画面の見方や操作方法などを解説します。実際の画面をもとに説明しますので、ぜひ参考にしてください。
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- 直感的に使いやすい管理画面で操作方法がわかりやすい
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- コンバージョンまでの経路を把握できユーザー行動を「見える化」可能
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目次
1. GA4(Google アナリティクス 4)とは
GA4(Googleアナリティクス4)は、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールのことです。Webマーケティング施策の効果測定や、Webサイトの解析などに広く活用されています。
従来版のUAは2024年7月1日にデータへのアクセスが終了しており、GA4への移行が必要です。
なお、国内マーケター551名を対象に実施したアドエビスの調査によると、96.2%がGA4の初期設定を完了していることがわかりました(2023年8月時点)※。
GA4ではオンラインでのユーザー行動の変化に伴い、ユーザー単位での計測が強化されています。登録したWebサイトやアプリのユーザー属性や訪問したページ、成果の達成率などを細かく分析できるようになりました。
※参照:アドエビス、WebマーケティングにおけるGA4の利用状況を調査。マーケティング施策のPDCAを理想的に実施できている層のうち89%がGA4とアドエビスを併用
▼GA4の概要については下記の記事でも詳しく解説しています。
⇒ GA4とは?UAからの変更点や初期設定方法を詳しく解説
2. GA4でできること
GA4では、UAと比較して主に下記の2つができるようになりました。
- Webとアプリを横断した測定
- ユーザー行動の予測
GA4では、Webとアプリを横断したデータ測定ができます。これによりユーザーがどのデバイスやプラットフォームを使って商品やサービスと接触したのかを、1つのカスタマージャーニー(顧客が商品と出会い、購買に至るまでの経路)として把握でき、データに基づいた戦略を立てられるようになりました。
また、GA4では機械学習を導入し、収集した過去のデータから未来のユーザー行動を予測できます。例えば「7日以内に購入する可能性が高い既存顧客」などの予測オーディエンスを作成して、広告配信などに活用することが可能です。
3. UA(旧アナリティクス)との違い
UAとGA4には、主に下記の4つの違いがあります。
UAとGA4の違い
データの計測方法 | UA:「ページビュー単位」でデータを計測 GA4:「イベント単位」で全データを計測 |
---|---|
指標の定義 | セッション数や離脱率、直帰率などの計測定義が変更 |
イベントの仕様 | UA:「イベントカテゴリ」「イベントアクション」「イベントラベル」をユーザーが任意設定する仕様 GA4:イベントは「イベント名」とそれに紐づく「パラメータ」「値」の仕様に変更 |
レポートの種類 | GA4では標準レポートに加えて「データ探索レポート」などのカスタマイズ性が高いレポート作成機能が充実し、特定のニーズに応じた柔軟な分析が可能 |
このようにGA4は、データの計測方法や指標の定義、イベントの設定が刷新され、より柔軟かつ深いデータ分析が可能です。特に、イベント単位での計測により、マーケティング戦略を支える詳細なインサイトを得ることができます。
▼UAとGA4の違いは、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒ GA4とは?UAからの変更点や初期設定方法を詳しく解説
4. GA4(Google アナリティクス 4)の画面の見方
まずは、GA4の画面の見方についてご説明します。
4-1. ホーム
GA4に最初にアクセスすると、ホーム画面が表示されます。「ホーム」画面では、GA4で計測しているWebサイトやアプリの概況、よく利用するレポートを確認できます。

GA4は、ユーザー中心の計測設計になっています。ユーザー、新規ユーザー数、平均エンゲージメント時間、合計収益といったユーザーの行動をより具体的に示す指標がホーム画面から確認できます。時系列がグラフで表示されるので、どのようにデータが推移したのか一目で把握できます。
また、過去30分間のユーザー数や1分あたりのユーザー数も確認できます。これにより、リアルタイムでどれくらいのユーザーがWebサイトやアプリにアクセスしているのかを把握できます。
4-2. レポート
レポートとは、Webサイトやアプリを使うユーザーの流入経路を軸にレポートを作成する機能です。Web広告などの集客施策の効果測定、流入数の変化の分析などに活用できます。
レポートはダッシュボードの中から「レポート」を選択し「ライフサイクル」→「集客」の順にクリックすると表示されます。
「レポート」画面では、「リアルタイム」「ユーザー属性」「テクノロジー」などのデータを確認できます。

レポートの種類と、各レポートで確認できる主なデータは、以下の通りです。
メニュー | 確認できるデータ |
---|---|
リアルタイム | ・直近30分間に訪れたユーザーの情報 (例:ユーザー数、デバイス、流入元、イベント数、コンバージョン数など) |
集客 | ・ユーザーの流入経路 (例:検索エンジン、SNS、直接流入、広告からの流入など) |
エンゲージメント | ・ユーザーが起こした行動 (例:ページビュー、スクロール、クリックなど) |
収益化 | ・eコマースの購入状況 |
維持率 | ・初めてアクセスしてから42日間以内にサイト、アプリに再度アクセスしたユーザーの割合 |
ユーザー属性 | ・ユーザーの地域や性別、年齢、言語など |
テクノロジー | ・ユーザーが使用しているデバイス(パソコン、モバイルなど) ・ユーザーが使用しているブラウザ(Chrome、Safariなど) |
▼GA4での集客レポート作成方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒ GA4の集客レポートを使いこなそう!集客施策の分析手法を徹底解説
4-3. 探索
探索は、自由にレポート作成ができる機能のことです。UAのカスタムレポートやLooker Studioに近い機能で、柔軟にレポートをカスタマイズできます。柔軟性が高く、指標や見せ方を自由にカスタマイズできるのが特徴です。また、自分が作成したレポートだけでなく、他のユーザーが作成したレポートの一覧も確認できます。

「探索」では、以下のようなレポートを使用できます。
レポートの種類 | できること |
---|---|
自由形式 | ディメンションや指標を選択し、表やグラフ、マップなど様々な形式でレポートを作成 |
ファネルデータ探索 | ユーザーがコンバージョンに至るまでの行動経路を分析し、どのステップで離脱しているかを把握 |
経路データ探索 | ユーザーが辿った経路をツリー形式で表示し、特定のアクションへの誘導状況を分析 |
セグメントの重複 | 異なるユーザーセグメントを比較し、特定の行動パターンや共通点を分析 |
コホートデータ探索 | 共通の属性を持つユーザーのグループが時間経過にともなってどのように行動したかを分析 |
ユーザーのライフタイム | ユーザーのLTV(ライフタイムバリュー)を評価 |
探索機能でのレポートの作成方法は、記事の後半で詳しく解説します。
▼探索機能を使用したレポートの作成方法は、下記の記事でも詳しく解説しています。
⇒ GA4の探索レポートはこう使う!ニーズ別の使い方や注意点を徹底解説
4-4. 広告
広告は、Google広告やその他広告と連携して広告運用の効果を測定する機能です。
「広告」画面では、設定したコンバージョンイベントごとのデータや、Google広告のデータを把握できます。

各メニューで確認できるデータは、以下の通りです。
メニュー | 確認できるデータ | |
---|---|---|
広告スナップショット | ・最もコンバージョンを獲得したチャネル ・カスタムインサイト ・Google広告のキャンペーンの詳細データ(GA4とGoogle広告を連携した場合のみ) |
|
アトリビューション | データドリブン | ・様々なアトリビューションモデルで指標にどれくらい貢献したか→各チャネルがコンバージョンにどの程度寄与したかを自動計算 |
ラストクリック | ・有料、オーガニックのラストクリック・Googleの有料チャネルラストクリック→最終クリックしたチャネル(有料/オーガニック含む)のデータ |
Google広告との連携では、詳細なキャンペーンデータを確認できるほか、GA4で設定したコンバージョンイベントごとの効果を一元的に把握することが可能です。
一方で、Google広告以外の広告プラットフォーム(例:Yahoo!広告、Facebook広告など)のデータをGA4内で測定する場合、URLパラメータの手動設定が必要となることがあります。この設定が適切に行われていない場合、計測漏れやデータの不正確さが発生する可能性があります。
そのため、利用する広告プラットフォームごとにデータ連携の方法を確認し、必要に応じてカスタムパラメータを設定することが重要です。
また、運用効率を向上させるために、広告効果測定ツールを活用することで、複数の媒体データを統合・管理しやすくなります。
▼Google広告との連携方法は下記の記事でも詳しく解説しています。
⇒ Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告の連携方法【キャプチャ付き】
4-5. 設定
GA4でデータを計測する上で重要な「イベント」や「カスタム定義」の設定。GA4では、コンバージョンを含むすべてのデータ計測をイベント単位で行うため、これらの設定が特に重要です。
以前は、「設定」ボタンがサイドバーにありましたが、現在は左下の歯車ボタン「管理」内に集約されています。

各メニューで確認できるデータは、以下の通りです。
メニュー | 確認できるデータ |
---|---|
イベント | ・既存イベントを一覧で確認 ・新たなイベントを作成 ・イベントの内容を変更 |
コンバージョン | ・コンバージョンとして設定されているイベントを確認 |
オーディエンス | ・使用中のオーディエンス名を一覧で確認 ・オーディエンスごとのユーザー数を確認 |
カスタム定義 | ・使用中のカスタムディメンション・カスタム指標を確認 ・新たなカスタムディメンション・カスタム指標を作成 |
Debug View | ・収集されたイベントをモニタリング |
とくに、使用頻度の高いものは、イベントです。GA4のイベントとは、ユーザー行動を計測する基本単位です。例えば、イベントに資料請求クリックや内部リンククリックなどを設定することで、ユーザー行動をより細かく分析できます。
4-6. 管理
「管理」画面では、GA4のアカウントやプロパティ、イベント、他のツールとの連携などの各種設定を行えます。管理画面からGA4に必要な主要な設定が行えます。

GA4では、これまでのユニバーサル アナリティクスにあった「ビュー」という機能がなくなりました。その代わりに、データ分析をする際は「データストリーム」「探索レポート」「セグメント」といった機能を使用します。特定のデータだけを見たい場合は、Google タグマネージャー(GTM)を活用するのも効果的です。
また、ウェブサイトでのユーザーの動きを細かく見ていくためには、イベントを設定することが重要です。「ページビュー」や「サイト内のリンクをクリックした」といったイベントを設定することで、ユーザーの行動を詳細に把握できるようになるため、サイト改善に活用できます。
このように、GA4を使いこなすには、様々なツールや機能を上手に組み合わせることで、必要に応じて柔軟に、詳細なデータを分析していく必要があります。
5. GA4のレポートの使い方
GA4でデフォルトで用意されているレポートを使って、基本的なデータを確認する方法をご紹介します。レポートの使い方はGA4の機能の中でまず把握しておきたい機能なので、ぜひ参考にしてください。
5-1. ページビュー数を確認する
GA4のデフォルトのレポートでページビュー数を確認するには、左メニュー「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」へ移動します。すると、縦軸に「ページタイトルとスクリーンクラス」、横軸に各指標が表示されます。
GA4では「表示回数」がページビュー数を指すので、このレポートではページごとのページビュー数を確認できます。

▼カスタムディメンションの設定方法は下記の記事で詳しく解説しています。
⇒ GA4のカスタムディメンションとは?設定方法や注意点を解説
5-2. セッション数を確認する
GA4でセッション数を確認するには、左メニューの「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」へ移動します。「セッション」の部分を見ると、Webサイトやアプリのセッション数が把握できます(エンゲージのあったセッション数も確認できます)。

エンゲージのあったセッション数は「エンゲージメント」→「エンゲージメントの概要」や「集客」→「ユーザー獲得」など、他の経路でも確認することが可能です。
セッション数はUAとGA4で算出方法が異なりますので、データを比較する際には注意が必要です。
指標の違いについては、以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければあわせてご確認ください。
⇒ GA4が「使いにくい」と感じる5つの理由と対処法を解説
5-3. ユーザー属性を確認する
GA4のデフォルトのレポートでユーザー属性を確認するには、左メニュー「レポート」→「ユーザー属性」→「ユーザー属性の詳細」へ遷移します。
確認したいディメンション(国・地域・市区町村・言語・年齢・性別・インタレストカテゴリ)を選択すると、それぞれのユーザー属性を確認できます。
データに反映されているのは、ユーザー属性データの共有に同意したユーザーのデータのみです。

5-4. ユーザーが訪問した経路を確認する
GA4のデフォルトのレポートで、ユーザーがどのような経路で訪問してきたかを確認するには、左メニュー「レポート」→「集客」→「ユーザー獲得」へ移動します。
確認したいディメンション(デフォルトチャネルグループ・参照元・メディア・キャンペーンなど)を選択すると、それぞれのチャネルからの新規ユーザー数を確認できます。

5-5. ページのスクロール数を確認する
GA4のデフォルトのレポートで、ページのスクロール数を確認するには、左メニュー「レポート」→「エンゲージメント」→「イベント」へ遷移します。
イベント名「Scroll」で計測されている指標「イベント数」がページのスクロール数を指しています。

5-6. イベントを設定・確認する
GA4でイベントの設定・確認をするには、イベント機能を使います。まずは、「管理」→「イベント」→「イベントを作成」へ移動します。
「カスタムイベント」の一覧が表示されたら、右上の「作成」をクリックします。

イベント作成画面が表示されるため、パラメーター部分に指定のWebサイトのページビューを計測するように指示を入力します。

カスタムイベント名 | 新規作成するイベント名を記入する |
---|---|
一致する条件 | パラメーター:event_name 演算子:次と等しい 値:page_view |
一致する条件を追加 | パラメーター:page_location 演算子:次を含む 値:指定ページのURL |
指示を入力したら、イベントの作成ボタンをクリックします。
作成したイベントでコンバージョン計測をするため、イベントの右端にある「コンバージョンとしてマークを付ける」をONにします。この設定をしないと、イベントを作成してもコンバージョン計測が開始されません。

正しくイベントが作成できていれば、「管理」メニューから「データの表示」→「イベント」を開くとイベント一覧内に表示されます。
▼GA4のコンパ―ジョン設定の方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒ GA4のコンバージョン設定(キーイベント)を解説!計測されないときの対処法も
6. 探索レポートの使い方
GA4の「探索」機能を使用して、レポートを作成する手順をご紹介します。「探索」を活用することで、これまでのUAでのカスタムレポートのように目的に合ったレポートを作成できます。
「探索」レポートは最初は難しく感じますが、操作はとてもシンプルです。これまでのUAでカスタムレポートを作成してきた方にとっては、きっと使い勝手が良いと思えるはずです。「探索」を使いこなすことがGA4を使いこなすことにつながりますので、実際に使いながら覚えていきましょう。
6-1. ページ別のデータを確認する
ここでは例として、ページ別のページビュー数を確認するレポートを作成してみましょう。
今回はテンプレートを用いず「空白」を使い、クロス集計表のようなレポートを作成してみます。ディメンションは「ページタイトル」、指標は「表示回数」を使用します。
探索から空白をクリックする
まず、左メニュー「探索」を選択しましょう。この画面では、自分が作成したレポートや他のユーザーが作成したレポートの一覧が確認できます。今回は、画面上部の「空白」を選択します。

データ探索名を入力する
「空白」の画面が表示され、データ探索画面が表示されます。データ探索画面は左から変数列、タブの設定列、キャンバス列で構成されています。

まず、変数列の左上にある「データ探索名」を入力します。これはレポート名を示すものです。デフォルトでは「無題のデータ探索」と入力されていますが、目的に合ったわかりやすい名前をつけましょう。今回は例として「ページ別ページビュー数」と入力します。
ディメンションを追加する
次にディメンションを追加しましょう。変数列の「ディメンション」横にある「+」アイコンをクリックします。

ディメンションの選択画面が選択されるので、ディメンション「ページタイトル」を選択しましょう。「ページタイトル」を選択したら、右上「インポート」をクリックします。

「タブの設定」列にある「行」のエリアに、ディメンション「ページタイトル」をドラッグ&ドロップします。

指標を設定する
次に指標を追加しましょう。変数列の「指標」横にある「+」アイコンをクリックします。

指標の選択画面が選択されるので、指標「表示回数」を選択しましょう。
そして、右上「インポート」をクリックします。

「タブの設定」列にある「値」のエリアに、指標「表示回数」をドラッグ&ドロップします。

キャンバス列に、ディメンション「ページタイトル」と指標「表示回数」のデータが表示されます。これで、ページ別のページビュー数を確認するレポートが完成しました。

6-2. ランディングページ別のデータを確認する
前章ではディメンションと指標を1つずつ設定しましたが、複数設定することも可能です。
例えば、先ほど作成したレポート「ページ別ページビュー数」にディメンション「ランディングページ」を追加してみましょう。タブの設定列の「行」に「ランディングページ」を追加するだけで、「ページ別ランディングページ別のページビュー数」を確認できるレポートを作成できます。

6-3. クロスデバイスユーザーを確認する
GA4では、クロスデバイスユーザーを可視化できます。クロスデバイスユーザーとは、ユーザーがパソコンやスマートフォンなど複数のデバイスを使用するときに、同一ユーザーが使用していると認識できる仕組みのことです。
例えば、通勤中にスマートフォンで商品検索をして、帰宅後にパソコンからWebサイトにアクセスして商品購入をしたとしましょう。使用しているデバイスは異なりますが、同じユーザーが利用していると認識できているのがクロスデバイスです。
クロスデバイスユーザーを可視化するときは、「探索」 →「テンプレートギャラリー」 をクリックして「セグメントの重複」をクリックします。

「セグメントの重複」を選択すると、最大3個のセグメントを可視化し相互関係を分析できます。下記の例では「モバイルユーザー」「タブレットユーザー」「25歳~54歳のユーザー」を選択して、セグメントが交わる部分を可視化しています。

7. GA4のイベント設定方法
GA4では、すべてのユーザー行動のデータを「イベント」として計測します。
イベントは下記のように「イベント名」と「イベントパラメータ」に分かれていて、1つのイベント名に1つのイベントパラメータが紐づくこともあれば、複数のイベントパラメータが紐づくケースもあります。
GA4のイベントには4つの種類があり、それぞれ計測できるイベントや設定方法が異なります。
GA4のイベントの種類 | |
---|---|
自動収集イベント | 自動的に計測されるイベント (UAのページビューに該当) |
測定機能の強化イベント | GA4の管理画面の拡張計測機能有効時に自動的に計測されるイベント |
推奨イベント | Googleが計測を推奨しているイベント |
カスタムイベント | 自分で設定するイベント |
ここでは、自動収集イベントの設定方法をご紹介します。「管理」→「プロパティ」→「データの収集と修正」→「データストリーム」の順にクリックします。

データストリームの一覧が表示されるので、確認したいデータストリームをクリックします。

ストリームの詳細画面が表示されて、現在計測しているイベントを確認できます。
拡張計測機能が「自動収集イベント」に該当するため、ここに計測中のイベントが表示されます。画面右側の歯車マークを選択すると、イベントの変更が可能です。

この他のイベントの設定方法やイベントの詳細は下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。
⇒ 【最新】GA4のイベント設定方法とUAとの違いや確認方法を解説
8. 初心者がGA4の使い方に慣れる3つの方法
ここまでGA4の使い方を丁寧に解説してきましたが「GA4はどこから理解すればいいのか分からない」「初心者はまず何をするべき?」と悩んでいる方も多いかと思います。
そこで、初心者がGA4を理解するために試したい3つの方法をご紹介します。まずは、どのようなことから始めるといいのか理解できるので、参考にしてみてください。
8-1. UAとは別のツールと考える
1つ目は、UAとは別のツールだと理解することです。GA4の旧バージョンであるUAとは、根本的に考え方が異なります。「UAをベースにアップデートした」「UAの知識がそのまま使える」わけではないので、全く異なるツールとして理解しましょう。
特に両者の大きな違いは、GA4ではユーザーを軸に分析するようになったことです。UAは「セッション(訪問)」を軸にしていたので、ベースとなる軸が変わりました。

それに伴い、新しい用語や概念も増えています。新しいツールを1から学ぶつもりで、基礎知識を習得しておくことが必要です。
8-2. 実際にGA4を使いながら設定方法やレポート画面に慣れる
2つ目は、実際に使いながら慣れていくことです。各種設定や標準レポートはもちろん、新しく加わった「探索レポート」も実際に使ってみましょう。使っていくうちに、各指標が何を指しているのか、どのように分析するといいのか掴めるようになります。
使い方が少しずつ掴めてきたら、自社のKPIや目的に応じてレポートを作成してみるといいでしょう。社内で複数人が使用する場合は勉強会や研修会などを開催して、GA4に関する知識を共有しながら進めていくのもおすすめです。
8-3. GA4のディメンションと指標を把握する
3つ目は、GA4のディメンションと指標を把握することです。UAを使用していた場合はUAで見ていたデータをGA4で確認するには、どの指標を見ればいいのか分かるようにしておきましょう。
GA4とUAでは同じ指標でも計測方法が異なります。基本的な指標である下記の5つは、UAとGA4では考え方が異なります。
ユニバーサルアナリティクス(UA) | Google アナリティクス (GA4) | |
---|---|---|
セッション数 | ・日付が変わるタイミングで新しいセッションとしてカウントされる | ・日付が変わってもユーザーの行動が継続されている場合はセッションは途切れない |
コンバージョン数 | ・1つのセッション内で複数回コンバージョンが発生しても、コンバージョン数は「1」とカウントする | ・1つのセッションでコンバージョンが複数回発生した場合、「複数回」のコンバージョンとしてカウントする |
離脱率 | ・離脱数をページビュー数で割った数値が離脱率(離脱率=離脱数÷ページビュー数) | ・離脱数をセッション数で割った数値が離脱率(離脱率=離脱数÷セッション数) |
直帰率 | ・ユーザーがWebサイトを訪問した後、1ページしか見ずにそのままサイトを出たセッションの割合(直帰率=直帰数÷セッション数) | ・エンゲージしなかったセッションの割合(直帰率=1−(エンゲージメントセッション数÷セッション数)) |
ユーザー数 | ・基本的には総ユーザー数を指す ・ブラウザ数=ユーザー数で識別している(同一ユーザーが異なるブラウザからアクセスしても識別できない) |
・基本的にはアクティブユーザー数を指す ・「User-ID」「Googleシグナル」「デバイスID」「モデリング」の4つをの方法を使い、異なるブラウザからアクセスしても同一ユーザーの認識ができる |
UAと比較すると数値が合わないことがありますが、そもそも計測方法が異なるためです。このように、指標やディメンションの確認方法と概要を理解しておくと、GA4が使いやすくなるでしょう。
ここまでGA4の使い方をご説明してきましたが、GA4を継続して運用することで、データ分析のスキルや指標の理解が深まります。
しかし、すべての計測や分析をGA4だけで行うのは、難しい場合があります。そのようなときには、GA4のデータを補完し、広告効果測定や複雑な分析を支援する効果測定ツール「アドエビス」を活用するのもおすすめです。
「アドエビス」では、GA4では把握しづらい媒体単位での詳細な広告効果測定や、複数チャネルのデータ統合を効率的に行えます。これにより、マーケティング施策全体のパフォーマンスをより正確に分析し、意思決定に活かせます。
9. 初心者がGA4を使う際にありがちな失敗
ここでは実際にGA4を使うときにありがちな失敗をご紹介します。
あらかじめ失敗しそうなポイントを把握しておくと、失敗を避けながら運用する工夫ができるので参考にしてみてください。
9-1. 正しい設定ができていないまま運用している
GA4は柔軟なカスタマイズが可能になった一方で、各自で設定しなければならない項目が増えました。自分では正しく設定したつもりでも、抜け漏れや設定方法を間違っていることがあります。
例えば、GA4の計測タグの設定方法を間違っていると、データの収集、分析ができません。いざ分析しようとしたときに必要なデータが揃わず、後悔することになります。
設定ミスで計測できなかった過去のデータは、計測し直すことができません。大切な資産であるデータを欠損させないためにも、正しい設定ができているか確認をしてから本格的な運用を開始するようにしましょう。
9-2. 計測するべき数字が設定できていない
GA4の基本的な設定は正しくできたものの、自社の目的に応じて必要なデータを収集できていなかった失敗も見受けられます。
例えば、規模の大きなWebサイトで特定の経路のみのコンパ―ジョンを測定したい目的があったのにも関わらず、その経路のコンパ―ジョンが計測できていなかったケースが該当します。
必要なデータを収集できていないと、自社の現状に応じた改善策を見出すことができません。GA4の運用前に計測するべき経路や計測タグなどを洗い出して、全て設定できているか確認するようにしましょう。
9-3. 属人化している
GA4の設定や運用を社内の特定の担当者に任せている場合、担当者が不在になってしまったら運用ができなくなるリスクがあります。
例えば、GA4が得意な一部の社員のみが扱える状態だと、特定の社員に負荷がかかります。またその社員が異動・休職・離職してしまうと運用できなくなってしまう可能性も考えられるでしょう。
属人化を避けるには、GA4を運用する環境を整える必要があります。特定の社員のみが運用するのではなく、チーム全員でGA4を理解して運用することがおすすめです。また、GA4のナレッジを社内に蓄積していく工夫も検討できるでしょう。
10. GA4を使うことが難しいと感じたら?2つの対処法
GA4は初期設定を終えて満足するのではなく、実際の運用につなげることが大切です。
しかし、GA4で分析や長期的な運用を行うには、GTM(Google Tag Manager)やLooker Studio(Google提供のBIツール)、BigQuery(Google提供のデータシェアハウス)などと組み合わせて活用する必要があるので、ハードルも高いと感じる方の多いのではないでしょうか。
ここでは、GA4を使いこなすことが難しいと感じたときに検討したい2つの対処法をご紹介します。どのような方法を検討できるのか、参考にしてみてください。
10-1. GA4の運用代行サービスを利用する
自社でのGA4運用が難しいと感じた場合は、運用を代行してもらえるサービスを検討しましょう。GA4の設定や分析、カスタマイズなど、代行業者によって様々なサービスを用意しています。GA4の設定が苦手な場合は設定のみを依頼できますし、一元管理して欲しい場合は運用も含めて任せることも可能です。費用やGA4の活用方法に応じて、検討してみるといいでしょう。
ただし、注意したいのは、外部業者に委託すると、どうしてもタイムラグが発生することです。例えば「Webサイトの訪問状況をリアルタイムで把握したい」「タイムリーな分析結果を基に施策を検討したい」などは難しくなります。
マーケティング施策の成果を向上させるためには、スピーディーにPDCAを回すことが求められます。スピードが落ち、ワンテンポ遅いPDCAになってしまう可能性がある点は、注意が必要です。
10-2. GA4以外のツールを使用する
GA4が難しいと感じる場合は、GA4以外のツールを使うことも一つの方法です。
GA4以外にも、Webサイトや広告の効果測定やデータ分析ができるツールはたくさんあります。GA4はWebサイトのアクセス解析は得意ですが、マーケティング施策の効果測定やPDCAを意識した運用にはあまり向いていない側面もあります。
「GA4が得意な部分のみをGA4に任せて、他のツールと併用する」「思い切って自社の目的に応じたツールに切り替える」といった検討ができるでしょう。
自社内でデータの計測・分析ができる環境を整えることで、チーム内での情報共有もスムーズになり、スピーディーに課題を発見して改善につなげられます。その結果、マーケティング施策の成果を最大化させることができるのです。
GA4以外のツールを検討する場合は、下記の点を確認してみてください。
- 現場担当者にとって使いやすいUI設計となっているか
- 導入後のサポートが充実しているか
- 目的に応じた必要な機能が揃っているか
- 他のツールと柔軟に連携できるか
特に、GA4が難しいと感じている場合は、その課題を解消できるツールを選択することが大切です。
11. GA4の活用が難しい場合は「アドエビス」がおすすめ
この記事では、GA4の使い方について解説しました。GA4はただ導入しただけでは形骸化してしまい、Webマーケティングの効果の最大化にはつながりません。移行後も継続的にGA4を運用し、各施策の成果を向上できる環境づくりが重要です。
GA4を継続して運用することや使いこなすことが難しいと感じた場合には、顧客満足度94%(※)の広告効果測定ツール「アドエビス」がおすすめです。
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など、使いやすいだけでなくスピード感を持ちマーケティング施策のPDCAを回せる仕組みを構築できます。
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