株式会社ビタブリッドジャパン

化粧品ECの新鋭。売上60億円超、成長率200%の背景にアドエビス×Power BI~LTVレポートで、社内リテラシーをアップ~

株式会社ビタブリッドジャパン様

株式会社ビタブリッドジャパン様

  • EC
  • 製造(化粧品)
  • LTV(顧客生涯価値)最大化
  • 外部ツールとの連携/紐づけ
  • BtoC

ビタブリッドジャパンについて

スキンケア商品や育毛商材、子供向け成長飲料など幅広い商材を扱う。商材ごとに「男性・女性・子育て中の方」などターゲット層が異なるが、「商品を良いと感じ、長く使い続けてくれるお客様を増やす」方針でビジネスを拡大中。

https://vitabrid.co.jp/

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課題
  • CPAだけではなくLTVも正しく把握したい
  • 自社データとアドエビスの計測データの良い連携方法が見えなかった
  • 適切なBIツールの選定と運用できる人材の確保
成果
  • Power BIとの連携でLTVを正しく把握できるようになった
  • LTVが低い記事広告を20%削減することに成功
  • 社内のデータリテラシーの向上

アドエビスを導入された当時、どのような課題を持たれていましたか?

一番の課題は、LTVを正しく把握できないことにありました。アドエビスはWeb上の購入完了数は計測できますが、定期購入中の顧客が注文した件数は、顧客管理システムが自動生成を行うため計測できません。

最適な広告費のアロケーションを考えるには、自社の通販データとアドエビスの計測データを連携し、流入経路ごとのLTVを把握する必要があります。複雑な仕組みを実現するためには、適切なBIツールの選定とツールを運用できる人材の確保が必要でした。

Web広告のLTVの算出には、Web広告計測データだけでなくCRMなど顧客注文情報が必要

アドエビス導入後、どのような気づきがありましたか?

BIツールは導入ハードルが最も低く感じられ、ACCESSとPowerPointライクな運用ができる、「Power BI」を主として選定しました。実際にアドエビスなどと連携することで、獲得経路別のLTVを正しく把握できるようなり、広告予算のアロケーションを実施しています。

Power BIにて作成したレポートの一部

例えば、獲得成果に対して固定単価を支払っている代理店・媒体の場合、記事の内容によってLTVに明確に差が出る場合があることが分かり、LTVが顕著に低い記事広告を20%削減しました。

このように流入経路別、広告別にLTVの高低を確認できるようになったことで、BI化以降はLTVという共通の指標が生まれ、低品質コンテンツ発生への抑止力にもなっています。

アドエビス導入後、どのような変化がありましたか?

Power BIでCPAからLTVまで見ることができるほか、商材別・広告別・ランディングページ別と深堀りできるため、担当者個人がPDCAサイクルを自ら回せる環境に変化しました。

新商品の注文数が急に増加していた。複数要因が考えられるため、調査を実施。

社長含め、全てのスタッフが同じデータを見ることができるので、社内のデータリテラシーが向上し、各人が自分でデータを活用できるようになったのです。データを扱えない人は話について行けない場合もありますが、簡単に扱えるインタフェースデザインにすることで、その点はカバーしています。

またLTVを2ヶ月、3ヶ月と言った短期間でも活用できるようにして、人事評価に組み込むことができるようになりました。

人事評価の都合上、半年単位で判断していく必要があったために産み出した苦肉の策ですが、結果的には非常に優れた先行指標になっています。

株式会社ビタブリッドジャパン様が実際にどのような分析・活用をしたか?
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株式会社ビタブリッドジャパン

美白化粧品「ビタブリッドCフェイス」や発毛促進剤「ビタブリッドCヘアートニックセットEX」をはじめ、サプリメントや飲料など多数展開している。

https://vitabrid.co.jp/

執行役員 西守 穣 様

創設メンバー。物流フルフィルメントや通販システムの構築、CS対応部門を管掌。

データスペシャリスト 張 佶嘉 様

2017年入社、社内BIを作り上げる。昨今はTableauで分析業務の幅を拡張。

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